新薬・治療



新しいタイプの睡眠薬 が、発売になりました。


ラメルテオン(商品名 ロゼレム)

 生理的な睡眠ホルモンのメラトニンを薬にしたものです。
         

スボレキサント(商品名 オレキシン)
 生理的な覚醒経路であるオレキシン受容体をブロックして、睡眠効果をもたらします。
                  



現在、不眠症治療の中心となるのは薬物療法です。使用される睡眠薬としてはトリアゾラム(商品名ハルシオン)、ブロチゾラム(商品名レンドルミン)、リルマザホン(商品名リーゼ)などのベンゾジアゼピン系とゾルピデム(商品名マイスリー)、ゾビクロン(商品名アモバン)などの非ベンゾジアゼピン系が主でした。

 睡眠薬の処方頻度が高まる中、高い治療効果はあるものの、一部の患者では長期服用時の依存(耐性、離脱症状、高用量投与、多剤併用)や乱用(過量服用など)が大きな社会問題となっています。

*上記二つの新規睡眠薬はいずれも生理的に睡眠覚醒を調節するホルモンに作用し、穏やかで、自然に近い睡眠がもたらされるとされています。一度試されてみる価値はあるでしょう。





非弁膜症性心房細動による脳塞栓症に対する新しい予防薬が発売になりました。

   
    イグザレルト 10mg錠 15mg錠  一日1回服用

                        
                        プラザキサ 75mg錠 110mg錠
                          一日2回服用     
 

従来のワーファリンを服用中は、納豆や緑色野菜を取ることが禁止されていましたが、これらの新薬はその必要がありません。また、毎月の血液チェックも不要、万が一何かの手術が必要になった場合でも24時間の休薬で抗凝固作用は消失します。ただ、高齢の方や腎機能の低下している方は容量を減らすなどの注意が必要です。


片頭痛の治療薬には各種ラインナップがそろっています。内服薬だけでなく点鼻薬、皮下注射薬があり、この順に吸収が良くなり、鎮痛効果が早く現れます。かかりつけの先生にご相談ください。


上から点鼻薬、内服薬、皮下注射薬

                 
アルツハイマー型認知症の添付剤が2社から発売になっています。 認知症が進行して内服を拒否したり、胃腸症状の副作用がある方には適応があります。従来のドネぺジル(アリセプト)より日常生活動作改善効果が優れているとの報告もあります。

毎日1枚ずつ体に貼る薬です



アルツハイマー型認知症の新薬が発売になりました。比較的高度の認知症の方が適応です。従来のドネぺジル(アリセプト)とも併用可能。長期処方も可能になっています。

商品名メマリー、一般名メマンチン
一日一回、徐々に増量する薬です


アルツハイマー型認知症の新薬が発売になりました。軽度方中等度の認知症の方が適応です。従来のドネぺジル(アリセプト)と併用はできません。
  

商品名レミニール、一般名ガランタミン
一日2回、徐々に増量する薬です